須磨海浜水族園へ - その2 -2023.5
前回からの続き。
兵庫県のスマスイこと須磨海浜水族園へ行ってきました。
なお、この須磨海浜水族園は2023年5月31日で営業終了していますので、過去の情報、追憶のような形となっています。
● 行ってみました
波の大水槽、サンゴ礁水槽などは前回触れたので今回はその他の水槽を。
小~中型の水槽が並びます。
なんとなくレトロな感じのイメージですが、そんなに古臭い感じはしません。
大量に水槽に入ってたポットベリーシーホース。
っていうかヘッドロックしてない…?
バックヤードをチラ見できるところも。
光の加減でちょっと神々しい(?)ハナヒゲウツボ。
映画のポスターとかにありそう。…ないか。
細長い口が特徴の、ロングノーズガー。
模様の入り方からこの個体ではないようなのですが、この水槽には「ガーじぃ」と呼ばれている46歳のロングノーズガーがいるみたいです。自分より年上…。
スマスイ閉園後のリニューアル新水族館では、ロングノーズガー等の一部大型淡水魚は無料展示エリアに展示されるそうで、そこでまた会えるといいですね。
波の大水槽を上から。
水面を切るように泳ぐツマグロの背鰭がなかなかカッコいい。
屋上階にあるタッチプール。
昔はイトマキヒトデやナマコなどが触れましたが、今はサメやエイを触れます。
あとドクターフィッシュの体験水槽もありました。
マゼランペンギン。
妙に自分推しが強い…。
鳴き声はクセが強いらしい…。なんか風邪引いたみたいにも見える…。
「彼女ほしい~」の絵を見てペンギンに親近感を抱いたらしい、同伴者のT氏…。
目隠しの加工すると心霊写真みたいね…。
新しい須磨シーワールドの完成予定図の模型や見どころの解説なども。
シャチとかも飼育するようで、けっこう大きめの施設になる模様。
とまあ、このような感じでした。
過去に何度も足を運んだ水族館が閉園するのは非常に残念なところ。
須磨の水族館としては、閉園後に2024年にリニューアルオープンする須磨シーワールドで新しく生まれ変わることになります。
ただ、須磨海浜水族園が手軽に見に来れるような施設だったものが、新水族館ではリゾート施設のようになるようで、なんとなく行く敷居が高くなる感じもしますね…。
入館料も大幅値上げ(700円(2023.5の本館のみ営業時) → 3100円)のようで、気軽にはいけない感じかも…。
良くも悪くも須磨海浜水族園とはやや異なる性質の施設となるようですね。来年オープンですが、オープン直後に行くと人も多そうだしちょっと様子見かな…。
● pick up!
シロワニ
波の大水槽を泳ぐサメの一種。
3mほどになる大きめのサメで、個人的にはスマスイの顔に近いポジションっていうイメージがあるサメです。
ゆっくり泳ぐ上にどっしり体型、しかも尖った歯をやたらと見せつけてくるので威圧感がすごい。
でも性質は大人しく、よほど近寄ったり触ったりしない限り襲われることはほとんどないそう。見た目で誤解されるタイプ。
なお、産まれる前は卵ではなく母親の体内で育つのですが、まだ母親の子宮にいる段階からすでに共食いが始まり、生き残った個体(子宮が2つあるので2個体)だけが産まれるという過酷な生い立ちがあるサメでもあります。
見た目が怖そうなのに割と大人しいのも数々の苦労を経験してきたからなのかもしれませんね。多分違う…。