水族館な気分

主に水族館などにのんびりお出かけするブログです。

須磨海浜水族園へ - 2023.5

今回は、閉園が迫る兵庫県須磨海浜水族園に行ってきました。

 

● はじめに…

この須磨海浜水族園、2023年5月31日に閉園することが決まっており、

2024年6月に民営でリニューアルオープンすることになっています。

 

というか今回書いているタイミングではすでに6月に入ってしまっているので、過去の情報、追憶のような形になっております…。

 

 

● 交通アクセス

・JR山陽本線(神戸線) 須磨海浜公園 駅 から徒歩約5分

山陽電鉄本線 月見山 駅 から徒歩約10~15分

 

須磨海浜公園は普通電車しか停車しないので、

大阪方面からの場合は三ノ宮神戸まで快速や新快速、そこから普通電車に乗り換え。

姫路や明石方面からの場合はひとつ手前の須磨まで快速、須磨から普通電車。

ってところでしょうか。

 

山陽電車の場合は、月見山直通特急が停車するのでちょっと時間はかかりますがこちらでも。

直通特急阪神本線大阪梅田~山陽姫路で運転されているので姫路方面からでも大阪方面からでも利用できますが、大阪方面からならJRの方が安いし速そう。

 

新幹線等で新神戸からのアクセスなら、地下鉄線で三ノ宮まで出てからJRに乗り換えです。

 

● 行ってみました

須磨海浜公園駅に到着。徒歩で水族館へ。

 

 

新生・須磨シーワールド、工事が進んでいるようです。

元々、須磨海浜水族園は本館以外にもイルカライブ館やアマゾン館、ラッコ館など複数の建物で構成されていましたが、それらは一足先に閉鎖・解体、その跡地から工事を進めているみたいですね。現在は本館のみ営業中。

 

到着。

 

この須磨海浜水族園ですが、自分が小さい頃からちょくちょく行っていた水族館で、個人的にはやや思い入れのある水族館なんですよね。

昔はまだ須磨海浜公園駅も開業していなかった頃だったので須磨駅から砂浜をのんびり歩きながら水族館へ向かったものです。

 

本館入ってすぐの波の大水槽。
ロウニンアジやサメ、エイなどの大型魚が悠々と泳ぐ。水量は1200tもあるそうな。

やっぱり大きい水槽はいいですね。

なんていうか、スケールが大きくてより深みが感じられる気がします。

 

大水槽を泳ぐアトランティックターポン
銀色の鱗がギラリと輝きシブい。

 

 

サンゴ礁水槽。

 

卵らしきものを守るクマノミ
水槽には他のスズメダイチョウチョウウオもいるけど大丈夫なのかな…。

 

少しレトロ感が漂う水槽が並びます。

個人的にはこういう感じは好みだけど。

 

瀬戸内海の春の風物詩、イカナゴの水槽。

そういえばイカナゴってあまりまじまじと見る機会がないなー…。

イカナゴの釘煮とか美味しいけど、最近は不漁で高騰してるイメージが強めですね…。

 

ウツボ三人衆。手前からウツボトラウツボサビウツボ

一口にウツボって言っても顔の形もだいぶ違う。

 

なんかちょっとシャチホコっぽさがあるオオモンカエルアンコウ

…ってちょっと無理があるか。

 

子供にやたらと「ニモ!」って呼ばれていた子。

なお、あのアニメ映画のキャラは生息地とか特徴から厳密にはカクレクマノミではなくクラウンアネモネフィッシュっていうそっくりさんで…(ry

 

というか、上の画像のクマノミは実はカクレクマノミですらなく

トウアカクマノミっていう別種だったりします。

 

同じ水槽にいたけどカクレクマノミはこちら。まあよく似てはいるけど。

この水槽ではトウアカクマノミが小さめなのもあってかパワーバランスが

トウアカ<カクレらしく、よくトウアカクマノミが追い払われていました。

 

なぜか…というかおそらくカクレクマノミと同居+青い魚だからか、

「ドリー!」と呼ばれていた子。この魚はシリキルリスズメダイ

 

ドリーことナンヨウハギはこちら。サンゴ礁水槽にいました

 

 

・pick up !

水族館で見かけた生き物を1~数種類取り上げるコーナー …みたいな。

 

トウアカクマノミ

先ほどのカクレクマノミに間違われていたクマノミ。日本では少なめですが沖縄で見られます。

今回の個体は小さめでしたが、成魚では10cmを超える、クマノミ類では大型の部類。

この個体はまだオレンジ色ですが、成長すると黒っぽくなり、「頭赤」の名の通り頭がオレンジであとは黒みたいな色になります。色は個体差がありますけどね。

 

クマノミといえばイソギンチャクとの共生が有名ですが、クマノミは種類によって共生相手のイソギンチャクの種類がある程度決まっています

トウアカクマノミはサンゴ礁でも砂地の開けたような場所に棲んでおり、そのような環境に生息しているイボハタゴイソギンチャクなどが共生相手

 

丸っこいけど流線型で、クマノミの中では泳ぎが得意そうな体型。

やっぱり見通しのいい開けた砂地に棲んでるから素早く泳げた方が有利なんでしょうかね。

 

成長すると他種のクマノミに対してやや攻撃的になる(個体差あるけど)傾向があるし、同じ水槽にいるカクレクマノミ(あと奥の方にハナビラクマノミもいたけど)とのパワーバランスが変わったりするのかな…。

…ってもう閉園なんでしたっけ…。

 

 

 

 

 

ちょっと長くなったので、その2に続きます…。